外資系企業に情は通じない
弁護士、労基署に相談してから4月1日、3日、5日と立て続けに面談です。
専門家の意見も聞いてます、とは伝えているけど具体的には弁護士、労基署のことは言っていません。
穏便に話合いを進めて、温情裁定が下るのを期待してのことです。
1日おきに面談したって特に状況は変わらないのにやるってことは、単純にプレッシャーをかけて追い込もうという魂胆なのだろう。
この間も家庭の事情をいかにも大変そうにアピールしてみましたが「これが会社の出せる精一杯の金額です」の一点張りで進展なしです。
アメリカ本国からきている社員にはこれでもかってほど手厚いのに、日本人には冷たい。
影で日本人スタッフをイエローとかジャップとか呼んでるんじゃないだろうかと疑いたくなる格差。
外資なのでかつてはアメリカのやり方が日本でも通じると思っていた節もあり、過去も現在も結構な訴訟をかかえているという話も聞こえてきます。
これまでドラマのように「Fire!」って言われてダンボールを抱えて出ていくような感じで辞めていった人も見ているのでそれもそうだろうと思うのだが、さすがに勉強したのか今回のわたしたちの場合はかなり用意周到。付け入る隙無しって感じです。
退職金もすんなりとはもらえません。
特別退職金と引き換えにに覚書っていうものにサインを求められてました。
その中には同業他者には転職しないだとかいくつか縛りがあったのですが、これに関してはいくつかの項目は削除してもらうことができました。
そもそも職業選択の自由があるので書いてあっても意味がないらしいですが、余計なものは削ってもらた方が気持ちいいので。
こんな状況の中、ほかの人はどうなっているのか気になっていたのであちこち探りをいれてみると既にサインしたものあり、高額の上乗せを訴えているものありバラバラの状況です。
その中で一人、ユニオンに頼んでいるらしいという人がいました。
この会社には労働組合がありません(かつてあったのですが諸事情で解散してしまったのですが)。
なので個人で加入できる団体に頼んだようです。
それは考えなかったなぁと思いながら、わたしも話を聞いてみることにしました。
次回はユニオンの見解をお伝えします。